白拍子・仏は加賀出身。
京では同じ白拍子の祇王が時の権力者・平清盛に気に入られ大層裕福な生活を送っていると聞き、一度自分の舞も見てほしいと面会に向かいます。

最初は断られた仏。しかし祇王のとりなしで舞、歌ったところ清盛の寵愛は一瞬で仏へ変わりました。
そんな心変わりを目の前で見ていたためか、それほど時を経ずに仏も出家。

後に加賀に戻ることにした仏に清盛が与えたのが正覚寺に安置されている靴を履いた阿弥陀如来像でした。

下記の「南加賀周遊」サイトにどのような順序で平清盛へ、そして仏御前の手に渡ったのかが書かれています。
（ページ最下部）
https://www.minamikaga.com/yoshitsune/yuka_hoto.html

実は拝観については要予約だったのですが知らずにお参りにうかがいました。
偶然にも掃除為に関係者の方がいらっしゃっていて、快く阿弥陀如来様を拝ませてくださいました。
有難いことにお茶まで…お気遣いありがとうございました。
想像よりは大きな仏像でした。

この付近は斎藤実盛や尼御前岬など、源平ゆかりの地が他にもあります。
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