吾妻鏡によると源頼朝が洲崎神社に参拝したのは治承4(1180)年9月5日。
由緒には妻・政子の安産祈願も行なわれたとあります。
また、隣接する養老寺には頼朝ゆかりの「すすき」が植えられています!!
千葉県館山市洲崎1344
■養老寺
千葉県館山市洲崎1331
※バス停の目の前が養老寺です。
「すのさきじんじゃ」と読みます。
鎌倉時代には源頼朝の崇敬をうけ、石橋山合戦に敗れて安房へのがれた頼朝が当社へ参詣し、田地を寄進しているほか、北条政子の安産祈願もしています。
↓洲崎神社公式サイトによると頼朝が源氏再興を願った2年後の寿永元年(1182)に安産祈願をしています
http://www.sunosaki.info/yu-you-xu/
到着してビックリ、思わず見上げる階段(^^;
階段を上がる前に由来も書かれていますが、反射がすごい。
拡大しても読むのが難しい…
さて、階段を上ります。
148段、そして杖も用意されています。
上からみた階段。道路を隔てて海が見えます。
まあまあ息切れしながら上がると本殿の他、霊峰・富士山の遥拝所があるので行ってみました。
雨の日は滑りやすいのでお気をつけください。
この日は雨。どんよりで富士山はいずこ…( ̄▽ ̄;)
友人の話しでは晴れていると海の向こうに綺麗に富士山が見えるそうです。
今度参拝するときは晴天の日であることに期待したいと思います。
雨の日の霊峰・富士 遥拝所の眺め一例。
ふと左側を見ると「源頼朝公 笠掛けの松」
洲崎地区には「漂:みよ:」と「笠掛:かさげ:」という集落があります。
これは、当社を参拝された源頼朝公が松に笠を掛けて「あれ見様笠掛けて」と言ったことから頼朝公が見た集落を「漂」、立っていた集落を「笠掛」とよばれるようになったと伝えられています。
現在の松は平成20年に植樹されました。
細いと思ったら平成20年に植えられた松なんですね。何代目??
いつのころか記載がないのですが、過去の松と思われる写真がありました。
漂と笠掛の場所については「たてやまフィールドミュージアム」サイトにわかりやすい地図付きで掲載されています!!
http://history.hanaumikaidou.com/archives/4223
↓たてやまフィールドミュージアムの公式サイトはこちら↓
http://history.hanaumikaidou.com/
遥拝所のそばに養老寺へ続く階段があります。
舗装されていますが、雨の日は滑らないようにお気を付けください。
階段を下りたところにあるのが役行者ゆかりの岩屋。
なかなか迫力があります。
この付近から養老寺境内のようです。
徒歩10分ほどのところに奉納者と同じ名前の旅館がありますが、旅館が奉納した??
お参りをして、お目当てのすすきを探すと…
ありました!!が、生えていない<( ̄口 ̄||)>
季節を考えて来ればよかった……
観音堂前の一群のすすきのことである。
源頼朝が洲崎神社へ参拝したおり、昼食時に箸:はし:の代用にしたすすきを地に挿し「わが武運が強ければここに根付けよ」というと、のち数茎に根付いたという伝承があり、土地の人は「一本すすき」と呼んでいる。
※この解説は洲崎神社駐車場近く
保育園併設ですが参拝した日は日曜日でお休みのようで、平日は参拝できるのか確認できる人も見当たらずでした。
雨で洲崎神社から富士山は見れない、養老寺のすすきは季節が違うようで生えてない、平家好きの私は頼朝の妨害を受けまくっているように思えてかえって面白い史蹟巡りになりました(笑)
次回は頼朝に負けないように晴天、すすきの季節にお参りできることに賭けたいと思います୧(・⌔・)୨
↓こちらもおすすめです。徒歩20分ほどの場所です。
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