松明を角にくくりつけた牛が平維盛軍めがけて放たれ、平家軍は多くの人馬が谷底へ落ちてしまった倶利伽羅峠合戦。勝ったのは木曽義仲軍。
下記は俱利伽羅峠古戦場にある火牛モニュメント。
それにちなんで行われてきた『源平火牛まつり』は2024年で最後の開催とのことで、初めて見に行ってきました。
※小矢部市観光協会のお知らせホームページ
https://oyabe.info/2095/
祭りに使われるのは藁の牛。夜には牛の松明部分に本物の火が灯ります。
移動は人が引っ張る&押していました。
スタッフさんの衣装
入口付近には子供用のエアートランポリン。外観はメルギューくん。
写真で一通り紹介します。
タイムスケジュール
木曽義仲軍が戦勝祈願した埴生護国八幡宮の宮司さん。
祝詞
ルールは学年別に4人一組で赤と白に分かれ、それぞれ火牛を押して規定場所へ。
規定場所ではパン食い競争。口だけでパンが入った袋が取れたらゴールへ。
火牛を引く&押して先に着いてもパン食い競争で時間がかかれば負け。
大人が両側に付き、子供達はヘルメットにプロテクターを装着。
安全対策がしっかりなされていました。
学年により距離が変わり、スタッフさんが白線を引き直していらっしゃいました。
突然始まった紙芝居。
タイムスケジュールには無し。「どなたでもご覧いただけます」と放送が聞こえるだけで場所の案内もなく皆、どこで??となっていました。
勘で探して動画で撮りましたが、冒頭の木曽義仲が駒王丸と呼ばれていた話しの箇所は間に合いませんでした。
紙芝居最後に史跡紹介があったのですが、人の移動が始まったので動画は止めました。
火牛の試乗の他、最後だからか、メッセージを書いて火牛にくくりつける用の短冊も用意されていました。
展示火牛は間近で見ることができました!!
顔と胴体の藁の色が違う?!
試乗は長い列で諦めました…
力強い演奏でした!!他の祭りでも和太鼓の演奏を見たことがありますが、演奏されている方は心底楽しそうか、真剣な表情のどちらかで、どちらも素敵だと思います。
日が沈み辺りが暗くなった頃に角に火をつけて進んでくる牛。パレード最後には義仲と巴が牛からステージに移るらしいということでステージ付近で待機。
音は聞こえるのに全く姿が見えない…20〜30分待ったかと思う頃にようやく遠くに見え始めました。
開始前の注意事項では歩道から出ないようにということでパレード開始直後はスタッフさんも車道に出ている人々に注意を促していましたが、後半はそれがなく残念でした。
歩道から出ずに望遠で撮った写真がこれ。自分の前に多数の人が車道に出て写真を撮っています。
ステージ付近までなかなかやって来ない牛を車道に出て様子を伺う人が多かったので、規制してほしかったです。
私は写真を撮るのに夢中になって車道に出てしまわないように電柱と交通標識の柱の所にいたので隙間から何とか撮れました。
一番驚いたのは角部分に本物の火がついていること。
巴と木曽義仲が乗った火牛も。
締めくくりはとても良かったです。
色々ありましたが、ありがとうございました!!
メルギューくんとメルモモちゃんも会場にいました♪
会場には屋台も多数。
最寄りの石動駅には平安新聞と一緒にミニ火牛も飾られていました。
維盛様…