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妓王寺<滋賀県野洲市>

地元の方の手で守られている

平清盛から寵愛を受けた白拍子・祇王の故郷には妓王寺や妓王屋敷跡が残され、地元の方々により毎年8月25日に命日法要が執り行われています。

妓王寺の拝観
命日法要

住所
滋賀県野洲市中北90
交通
①JR野洲駅からタクシーが便利
②野洲駅から徒歩約50分
野洲市立野洲北中学校を目印に駅から大通り沿いに東へ、「江部:えべ:」交差点を左に曲がればあと少し。
③JR野洲駅北口から近江鉄道木部線「江部」バス停下車、徒歩5分。※本数が少ないです。
※車は便利だが駐車場なし

徒歩約7分の場所に妓王屋敷跡があります。
妓王屋敷跡についてはこちら→https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/giouyashikiato/

参拝について
拝観は野洲市観光物産協会にて要予約、有料。
野洲市観光物産協会お問い合わせ → http://www.yasu-kankou.com/contact/

8月25日の命日法要では予約なしでどたなでも参列可。
※準備、片付けなどで拝観はゆっくりできない場合も。

参拝目安時間
30分~
お気に入り度
★★★★★
参拝日
2015/08/13、2018/08/25
備考
拝観について

普段は予約にて拝観ができ、係りの方がしっかり説明してくださいます。
祇王の生い立ちの動画(10分強)も見せていただけますので、時間に余裕をもってご予約ください。
※8月25日は後述の命日法要の準備などがあるためご注意ください。

予約制

解説板より
その昔近衛天皇の御代、江部荘に江邊荘司橘次郎時長と云う人があり。
保元の乱に戦死した後時長の妻・刀自は、二女子を連れて京に出て白拍子となった。

時の相国平清盛は白拍子を知りその容姿を愛でて妓王と名づけ殿中に仕えせしめた。

妓王・妓女姉妹とも清盛の寵愛を受けたが、無情を知り悲嘆にくれ翠の黒髪を断ち切り、夜密かに御殿を逃れ嵯峨往生院に隠れ建久元年38歳にして大往生と遂げた。

旧里江部荘では深く祇王の恩沢を感じ生地中北に一宇を建立して妓王寺と名づけ邸跡には碑石を建て功蹟を永久に伝えることとなった。

現在の祇王井川は妓王の願いにより清盛が堀らせたこの地方の灌漑養川である。

野洲市観光物産協会

妓王寺について

境内

建物内へ

全体

女偏の「妓王」は主に滋賀県の「妓王寺」で使用される文字で、「祇王」は地名等に使われる字だそうです。
祇王の父・橘次郎時長は近江源氏で、保元の乱で命を落としました。
母・刀自は27歳、祇王4歳、祇女2歳のときだったと妓王寺では伝えています。

平家物語によると妓王(祇王)は平清盛の非常にお気に入りの白拍子。
妹の妓女(祇女・ぎじょ)、母の刀自(とじ)とともに西八条の清盛の邸に住み、毎月百石の米と百貫の銭を与えられ裕福は暮らしを送り、羨む人々も多かったとか。

白拍子・祇王

そんなある日、仏御前という16歳の若い白拍子が平清盛に一度舞を見ていただきたいとやってきます。
清盛は追い返そうとしますが、妓王がせっかくやって来たのだからととりなしました。
仏御前が歌や舞を披露するとたちまち清盛の寵愛は仏御前に移り妓王がいると仏御前が気を遣うからと妓王親子が追い出されることに…
裕福な生活を送っていた妓王たちは出家し、嵯峨野の奥で念仏三昧の日々に激変しました。

平家物語には描かれていませんが、妓王は現在の滋賀県の出身で、清盛の寵愛を受けていた時に欲しいものを聞かれた時に、故郷に水路を作ってくださいと願い出、約5年かけて水路が完成、「祇王井川」として現在も人々の生活を潤しています。
祇王が清盛に願って作られた水路

祇王、祇女、刀自とともに仏(佛)の像も安置されています。
妓王・妓女

刀自、佛

なぜか常盤御前の絵もありました。
牛若たち

今まで私が目にしたことある本で妓王は生没年不明ですが、妓王寺に伝わるお話しでは仁平2年(1152年)生まれ、建久元年(1190年)7月15日没。
1152年だと平清盛の四男・平知盛と同い年ということになりますね。多くの書籍では祇王は生没年不明となっています。
妓王寺に伝わる没年

アゲハチョウがとてもきれいでした。
アゲハチョウ

命日法要-2018年8月25参列の様子-

14時から法要とのことで、妓王寺には25人くらいの人々が集まっていました。
事前に野洲市観光物産協会に問い合わせ、一般でも参列出来るか確認。
当日、快く通していただけました。
8月25日のみ開いている

妓王寺に集まり、まずは徒歩7分程の妓王屋敷跡へ。
(妓王屋敷跡についてはこちら→https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/giouyashikiato/
碑の前で読経と焼香をし、再び妓王寺へ戻って読経と焼香。

標識がある

妓王屋敷跡で読経

法要の様子

ほとんど地元の方で、皆さん礼服でした。
野洲駅から徒歩50分かけて行った私はTシャツで汗だく……めっちゃ浮いてました(;´・ω・)

約40分ほどの法要。
命日は7月15日で、今の暦だと8月下旬になるため、毎年8月25日に命日法要をされているそうです。
2018年8月25は旧暦の7月15日!ちょうどこの日にお参り出来たことに感謝。

滋賀・びわ湖観光情報ホームページ(https://www.biwako-visitors.jp/event/detail/20978
)には「14~16時が法要、16~18時一般公開」となっていますが、実際は14時~14時40分頃が法要、その後は片付けなどされていましたσ^_^;

地元以外の人が来るのが珍しいようで、とても良くしていただいてお供え物のお菓子を多くわけてくださいました♪
ありがとうございました(^-^)
お供え物

※2018年は14時からでしたが、時間は確認されることをお勧めします。

昼餉のオススメ

妓王寺付近には食事処が見当たらないため、野洲駅近くのお店をご紹介。

野洲駅から徒歩約3分の「手づくり舎 ふぁーもあ」
友人から教えてもらったお店ですが、ここでは蓼食う虫も好き好きの『蓼:たで:』を使った料理をいただけます。

どんな味がするのかと思えば……あっさりとしていて美味しい♪
蓼うどん

手づくり舎 ふぁーもあ

栄養豊富な蓼

蓼は漢方にも使われているそうです。
野洲にお越しの際は珍しい?蓼麺いかがでしょうか(^^)

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