源平合戦のころの白拍子の悲恋の伝説。
解説板より
源平合戦の頃(平安時代末期)、一人の白拍子が恋する侍を訪ねて、池尻にやって来ましたが、恋人に会えぬ悲しみに昼も夜も泣き続けました。
源平合戦の頃(平安時代末期)、一人の白拍子が恋する侍を訪ねて、池尻にやって来ましたが、恋人に会えぬ悲しみに昼も夜も泣き続けました。
そして親切にしていただいたお礼に、夜泣きで苦しむ子供たちを治してあげます。と村人たちに言い残し息を引き取ったそうです。
村人たちは、この木の下にその亡骸を葬り、祠に祀ったそうです。
その後、夜泣きぐせのある子どもを連れてここへお参りをすると、ぴたりと治ってしまうといわれています。
恋い慕っていた相手の名前も書かれていないことから、個人的な予想では歴史に名を残した人々ではなく平家軍か源氏軍に属していた武士の一人ではないかと思います。
住所
兵庫県小野市池尻町
交通
神戸電鉄「市場」駅から徒歩3分
参拝について
自由
参拝目安時間
10分~
お気に入り度
★★★☆☆
参拝日
2016/11/13
備考
–
最寄り駅から歩いていると田畑の一角に木と電柱が見えてきました。
木の根元に碑と祠のようなものが見えます。
夜泣きの白拍子と書かれた碑。
後ろ側を確認すると平成10年3月。この碑は意外と新しいようです。
物悲しさが増すような小さな祠です。
名だたる人ばかりではなく、様々な人がこの時代に生きていたことが感じられます。