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【レポート】佐藤継信 慰霊法要2025年<香川県高松市>

屋島合戦で源義経の身代わりとなり平教経の矢に倒れた佐藤継信。

慰霊法要は佐藤継信の墓前で行われ、どなたでも参列可能で、子孫の方もいらっしゃっています。

毎年3月19日、基本的に10時からです。
さとうつぐのぶ

導師様は佐藤継信の菩提寺である洲崎寺からいらっしゃいます。
真言宗

導師様

法要中に順番に参列者皆でお墓に水をかけます。
参列

敷地内には義経の愛馬で一ノ谷合戦でも活躍した名馬・大夫黒の名馬・大夫黒お墓も。
大夫黒は佐藤継信が討たれた当時、法要のために志度寺の僧に贈られましたが、大夫黒も倒れ、ここに埋葬されたと云われています。
こちらにはお経をあげませんが、お花は飾られています。
名馬

今年は佐藤継信841回忌。墓がある敷地は750回忌(750年?)の時に整備されたそうです。
住職さんのお話を途中からですが、動画に撮りました。

後9年で節目の年だとおっしゃっていました。また、800年記念の時は高松市が屋島山頂に合戦のレリーフを設置されたそうです。

過去の写真ですがそのレリーフ↓
正面から

v

そして洲崎寺に移動し、境内の真念さんの法要も行われます。こちらもどなたでも参列可能です。
地元の方々

境内

真念さんについては昨年のレポートに詳細を書きました↓(ページ真ん中より下)
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/tsugunobu-ireihouyou2024/

すぐ近くの木に目白が来ていました。可愛いですね。
目白

目白

法要後の懇親会は洲崎寺内にて。今年も参加させていただきました。
本堂

洲崎寺の壁には屋島合戦の場面の解説があります。ぜひ現地でご確認ください。
屋島合戦について

本堂の出入口の置物。
蛙と犬

牟礼町は石の町、庵治石の産地として知られているそうです。確かに石材店を多数みかけます。

町中にある全ての石仏などの寸法と写真を載せた図録を再版を作ったことなどや、牟礼町に移り住んだ芸術家イサム・ノグチのことなどを皆様でお話しされました。

佐藤継信の子孫の方からは山形県にある總光寺に佐藤氏の墓があり、碑に刻まれている文字を本日出席されている方のお兄さんが翻訳されたことをお話されました。
總光寺の案内をいただきました。いつかお参りしたいと思います。

皆様、貴重なお話をありがとうございました!

お茶とお菓子もいただきました
お供え物のお下がりなど

そして、イサムノグチの庭園美術館が近くにあるということで案内してくださいました。

確かに近くです。

予約が必要なので周囲から雰囲気だけ見てきました。
敷地内の石は道路から見えますが、展示品のため撮影禁止。

近くに見晴らしの良い場所からも少し美術館が見えましたが移りこむ可能性があるため写真は控えました。

八栗ケーブル乗場にある蕎麦屋『六六庵』さんで昼食。
赤い暖簾

そば

太蕎麦、細蕎麦でメニューが違い、私は太蕎麦を注文。ご馳走様でした!
そば

そして、駐車場に隣接して『源氏池』
説明も由来も現地になく、ネットでも見つかりませんでした。
げんじいけ

碑の背面。
大正

屋島合戦で奇襲作戦が成功した義経にちなんで源氏池の名前をつけたのかもしれません。
ひろい

ケーブル乗場の向こうに見えるのが『五剣山』。宝永4(1707)年に一つが崩れて凹んでいますが、元々は名前の由来通り5つの山で、修験者の他、案内してくださった方が小学生のころはご家族で登山も出来る山でしたが、今は頂上付近は立ち入り禁止だそうです。
見ているだけでもかなり険しい道のりが想像出来ます。
ごけんざん

案内していただいたのはここまでです。
今年もお世話になりました!!

その後は1人で六萬寺、牛塚神社、屋島神社を参拝しました。
屋島神社からの街並みの写真を載せておきます。

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