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常盤御前の墓<岐阜県不破郡>

里人が建てた常盤御前の墓

各地に伝わる常盤御前の墓の一つ。

源義朝と常盤の間に生まれた、今若(阿野 全成)、乙若(義円)、牛若(源義経)。
成長した牛若こと義経を追って奥州に向かう途中の悲しい伝説です。

全体

住所
岐阜県不破郡関ケ原町大字山中
交通
JR「関ヶ原」駅から徒歩35分
※駅前にレンタサイクル有り
 関ヶ原観光Webホームページ→http://www2.kanko-sekigahara.jp/useful/005.html

参拝について
自由
参拝目安時間
15分~
お気に入り度
★★★★☆
参拝日
2019/11/17
備考
解説板より
都一の美女と言われ、16歳で義朝の愛妾となった常盤御前。
義朝が平治の乱で敗退すると、敵将清盛の威嚇で常盤は今若、乙若、牛若の三児と別れ一時期は清盛の愛妾にもなります。

伝説では、東国に走った牛若の行方を案じ、乳母の千種:ちぐさ:と後を追って来た常盤は、土賊に襲われて息を引取ります。

哀れに思った山中の里人が、ここに葬り塚を築いたと伝えられています。

関ヶ原町

悲しい伝説

激動の人生

1000人の中から1番に選ばれた絶世の美女・常盤。
最初は源義朝の愛妾となり、今若(阿野 全成)、乙若(義円)、牛若(源義経)が産まれ幸せでしたが、義朝が討たれた後は平清盛の愛妾となり、娘・廊の御方が誕生しました。
その後は一条長成に嫁ぎ、数人の子供に恵まれました。

義経は一条長成の遠縁で奥州藤原氏三代目・藤原秀衡を頼り、平泉を目指しました。
常盤御前は義経が一番可愛かったのか、後を追って奥州に向かう途中で土賊に遭遇して命を落としました。

広場の隅に

左側にも小さな五輪塔が並んでいますが、従者の供養塔でしょうか??
多数の五輪塔とともに

どちらかが常盤御前の墓と思われます。
二基ある?

その後ろには化月坊が建てた芭蕉と自作の俳句の碑。
何と書いてあるかは、石からは読み取るのがむずかしく解説頼りです。
歌碑

松尾芭蕉にも関連

常盤御前の墓へ

駅から20分強歩いてやっと標識を見つけました。それまでは戦国時代のゆかりの地の標識ばかり…
ここから案内がある

道中の「鶯の滝」
滝の高さは約5mだそうです。かなり下の方です。
柵越しにしか見えない…

この高架下までくるとあともう少し!!
住宅街

「スグソコ」と書かれた標識。分かりやすい(^^;
もうすぐ

縦書きの標識とお地蔵の間の細い道を曲がってすぐです。
お地蔵様の次の角を曲がる

地元の方々の集いの場としても使われているのか、いすやトイレもある広場です。
到着

お花が飾られ、手入れも行き届いているようで、これだと常盤御前も寂しくないですね。
多数の五輪塔とともに

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