静御前と源義経の出会いの場。
平安京の禁苑で様々な行事や儀式が行われていたと伝わります。
こちらは北門。南側には鳥居が建てられています。
日照り続きの平安末期、雨ごいの為に100人の白拍子が集められ、最後の1人・静御前が舞うと雨が降り出し3日間降り続きました。
これにより静御前は後白河法皇より日本一の白拍子と称えられ、また、源義経に見初められました。
これは『義経記』の内容であることが神泉苑の案内冊子(200円・2022年4月現在)に書かれています。
また、治承4年(1180)には大風により荒廃し、建久年中に守覚法親王が頼朝に命じ修復されたともあります。
建久に改元したのは1190年。
静と義経が出合ったとされるのは丁度、荒廃している時期…謎が残りますが歴史は複数説があるものなので1つ1つ調べるのが楽しいです。
複数ある御朱印の中には静御前や義経も。
これは書置きの見開き御朱印700円。
裏には解説もあります。
毎年5月3日に行われている静御前の舞。
途中までですが動画でどうぞ。(約7分)
※音量は小さめにすることをお勧めします。
神泉苑祭は5月2日~4日ですが、静御前の舞は5月3日のみ。
詳細は神泉苑ホームページにてご確認ください↓
http://www.shinsenen.org/sizukagozen.html
神泉苑は池の西側が歩けるようになっており、桜がきれいです。
法成橋(ほうじょうばし)は願い事をしながら渡り善女龍王社に参詣すると成就すると云われています。
2011年4月に参拝した際には下記の案内がありましたが2022年4月にはなくなっていました。
池には鯉が多数泳いでいます。
池の周囲の桜が美しいですね。
↓天皇や源氏、平家に伝わった霊剣・鵜丸伝説のことが書かれています。
スズメもよく見かけました。
静御前と義経は後に引き離され、逢えないまま最期を迎えます。
ここで出会ったころが静御前にとって1番幸せな時期だったのかもしれません。
京都市営地下鉄「烏丸御池」駅から西へ徒歩20分
http://www.shinsenen.org/access.html