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西方寺<宮城県仙台市>

平貞能は父・家貞から代々平家に仕え、その活躍は平家物語に度々登場します。
平重盛が中国の径山寺:きんざんじ:に平和祈願のため黄金を寄進し、送献された阿弥陀如来の宝軸を壇ノ浦合戦後、貞能が守りこの地に隠れ住み、更に「定義:じょうぎ:」と改名しました。
この地で亡くなった貞能の遺言により如来様を安置し、定義如来:じょうぎにょらい:と呼ばれるようになりました。

私の個人的なオススメの見どころ(山門に近いところから)
・貞能堂
・天皇塚
・本堂と御朱印帳
・五重塔

貞能堂
天皇塚
六角堂の本堂
御朱印帳
五重塔
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住所
宮城県仙台市青葉区大倉上下1
交通
JR「仙台」駅からバス10番乗場。
定義行き片道約1時間半乗車(2019年9月14日現在1140円)、終点「定義」バス停下車徒歩5分。
お土産や飲食道店が立ち並ぶ参道の正面に山門が見えます。

参拝について
7:00~16:30、無料
参拝目安時間
1時間~
お気に入り度
★★★★★
参拝日
2019/09/14
備考
公式ホームページ → https://jogi.jp/
※バス停近くに熊出没注意とありました(;´・ω・)
貞能堂

平貞能の墓の上に建てられた六角堂。堂内で貞能の位牌に手を合わせることができます。
貞能堂

昭和2年に建立

貞能堂の隣のおまもり授所。
思わず長居してしまいました

御朱印は貞能堂、本堂、五重塔、各300円。(御朱印帳は本堂隣接の寺務所)
貞能堂では紙でいただき、自分で御朱印帳に貼る形式で蝶紋!!
ノリも用意されています。
これは嬉しい

御守りは撮影可能とのこと。
矢印をつけているのが蝶紋の入った御守りの一部。交通安全や心願成就など御守りの種類も多数あります。
御守り色々

お寺の方のオススメはこの木の御守り。とても素敵。
紐の色も様々

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余談ですが翌日、神戸・清盛隊の棟梁、平清盛様に西方寺へお参りしたことを報告すると「せっかくだから」と御守りを持って写真撮らせてくださいました♪
棟梁、ありがとうございました(*´▽`*)
棟梁の気遣いが嬉しい

個人的にとても気に入ったのが「安徳天皇ゆかりの御神木に願いをかける」と書かれたこの絵馬↓
1000円だけどやっぱりほしくなった

これがお気に入り

お願い事はたくさん書いてよいそうです(^^♪
書けるだけ書けたら大きい方を持って天皇塚へ。天皇塚近くに絵馬掛けがあります。
封筒の蝶も可愛い

天皇塚

安徳天皇の遺品を埋め、墓標に植えられた欅:けやき:です。
連理

その左側に絵馬掛け。先ほどのご縁結びはここへ。
絵馬が後ろに

欅に近づいてみるとなかなかの迫力。
神秘的

木には触れられない

~縁結びのご神木の由来~
壇ノ浦で亡くなられた安徳天皇(享年8歳)の遺品を埋めて冥福を祈り、その墓標として植えられた二本のけやき。
成長とともに絡み合い、二本が一本に結ばれたことから「連理のけやき」と呼ばれ、良縁を願う人々の信仰を集めるようになりました。
今では、その傍らから子供の木・孫の木も伸び、子授けや子孫繫栄を願う方々もお参りされています。

※ご神木には直接手を触れないようお願いいたします。

こちらが正面のようですが階段で足場が不安定なのでお参りの際はお気をつけください。
正面?

安徳天皇の遺品が埋められている

天皇塚 連理の欅
安徳天皇の遺品を埋め、冥福を祈ったと伝えられている塚である。
その上に植えられた二本の欅がやがて一つに結ばれ「連理の欅」となり、縁結び、子授けの神木として拝まれるようになりました。
現在は子ども孫の木が成長している。

おまいりする時は
・合掌にて参拝し神木には手をふれないこと
・絵馬をおさめる時は専用の「絵馬かけ」に

定義 西方寺

天皇塚から本堂へ道が続いています。

本堂と御朱印帳

本堂内では平清盛、重盛、資盛、貞能についての説明の他、浄土宗の開祖・法然上人の生涯は絵付きで紹介されています。
平成11年に建立された本堂

西方寺について

御本尊 阿弥陀如来(通称 定義如来)

平家の落人・肥後守 平貞能公が護られた中国●●の画像
(現在は貞能堂より本堂に移され安置され●●)
※●は薄くなって読めませんでした
——-
御本尊 定義如来 ご開帳日
・開山記念日 旧暦正月7日
・春の祭典旧暦4月6、7日
・夏祭り 新暦8月第一土曜日
・夏の祭典旧暦7月6、7日
・秋の祭典旧暦10月6、7日
——-
本堂概要
・平成11年11月4日落慶
・木造六角円堂
・高さ18メートル 広さ108坪
・材料 青森ヒバ
・宝珠 青銅製鋳物金箔押

浄土宗 極楽山 西方寺

行事については公式ホームページでご確認ください↓
https://jogi.jp/calender/

ここにも注目!!
これも見物

隣接する寺務所では蝶紋の素敵な御朱印帳(紺とピンクの2種類)が御朱印込みで1800円。
寺務所にも蝶紋

私は紺色にしました。箔押しがカッコイイ。
丸に揚羽蝶

左から貞能堂、本堂の御朱印です。
文字にもデザイン性を感じる

透明のカバー付きでとてもしっかりしています!!
値打ちありますね

五重塔

貞能への報恩感謝と供養のために昭和61年10月に建てらました。
貞能の供養のため

3月~11月の毎月7日に御開帳だそうです。
昭和61年10月落慶

概要

風景が美しい

紅葉の時期もきっと見事だと思うのでまたいつかゆっくり訪れてみたいです。
また、西方寺への道中は大倉ダムの上を走る道路を通るのですが、その眺めのすごさは写真では収められなかったのでぜひ現地でご覧くださいね。

丸に揚羽蝶
至る所に蝶紋があってとても素敵な場所でした♪

参拝についてまとめ

かなり多めに時間をとることをお勧めします。
目安は仙台駅からバス片道1時間半、参拝1時間、参道で飲食やお買い物など30分で往復の時間を含め最低4時半ほどは必要。
お参りやお買い物をゆっくりされる場合は6時間半ほど予定されるとよいと思います。

出来れば朝早いバス、遅くとも仙台駅を13時のバス。
14時のバスに乗った私は15時半に到着、参道を見る余裕もなく西方寺に直行。
お参りはもちろん、至るとことにある蝶紋が素敵過ぎて写真を撮ったり、複数ある蝶紋の御守りをどれにするか迷ったり、絵馬を書いたりしているとあっという間に時間が経ちます!!茶席や展示室にも立ち寄る時間はありませんでした…

そして参道の店舗も参拝時間と同じため、16時半~17時頃には閉店。
閉店間際のお店で団子だけ唯一食べることができました。
参道の団子

参考までにこの日の金額は…
・バス片道1140円×2=2280円(2019年10月1日~は値上がりする?)
・貞能堂御朱印 300円
・心願成就守り 500円
・ご縁結び 1000円
・御朱印帳と本堂の御朱印 1800円
・参道の焼き団子 300円
合計6180円

拝観は無料なのですが、茶席や参道で買い物をしているともっとかかっていたと思います( ̄▽ ̄;)
御守りなどが気になる方は時間だけでなく予算も多めにご検討ください。

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