源頼朝が戦勝祈願をした寺で2018年は33年に一度の御本尊大開帳と知り、参拝してきました。
「いちいの観音さん」と親しまれているそうです。
②JR「油日」駅から徒歩35分
※御本尊大開帳期間の臨時バスを利用しました。
源頼朝が戦勝祈願をしたことは境内の案内には書かれておらず、甲賀市観光ガイドサイト(http://www.koka-kanko.org/syuin/02.html)やちょこっと関西歴史たび(https://www.jr-odekake.net/navi/rekishi_tabi_rakuyaji/)の電子パンフレットに記載されています。
坂上田村麻呂が延暦21年(802)年、山賊追討の時に祈り、任務を遂行した後に七堂伽藍を建立し祈願寺としました。
源頼朝など多くの武将がここで戦勝祈願したと云われています。
甲賀は森林資源に恵まれ、比叡山延暦寺の最澄が根本中堂の木材を探しに来た甲賀で、櫟(いちい)に霊夢を感じて巨木に十一面観音像を刻んだのが始まりで平安時代に多数の仏が作られました。
JR草津駅から草津線に。目的の電車が来たと思ったら…忍者が描かれていたので思わずパシャリ。
車内も忍者に囲まれていました。
甲賀駅で下車。
改札で便利な一日乗車券が500円で販売されています。
これが一日乗車券。次回の御開帳は2051年。
駅員さんがいるドアを見つめる猫。
駅名は「こうかえき」と読むのですね…「こうがえき」だと思い込んでいました(^_^;)
ちなみに市名も「甲賀市(こうかし)」です。
バスロータリーにも忍者が!!
臨時バスの時刻表は行きと帰りが両方記載されているので分かりやすいですね。
バスに乗車し、窓の外を見るとバスの影が何となく面白かったのでここでもパシャリ。
すごい数の石仏が並んでいました。
本堂と繋がった宝物殿を拝観。内部は撮影禁止です。
御本尊の特別御開帳は最近は春・秋にも行われているそうです。
詳しくは櫟野寺のホームページにて↓
http://www.rakuyaji.jp/
周囲に徒歩で行ける食事処はなさそうですが、境内で屋台が出ていました。
これはご開帳の期間だけなのか不明です。
本堂の後ろは散策出来る庭園のようになっていて、紅葉の写真を撮ったり風景を楽しんでいる方が結構いらっしゃいました。
拝観券もとても良い記念になりました。
櫟野寺の「櫟」は「くぬぎ」で、くぬぎは他にも「椚」「橡」「椡」などの漢字があることを知りました。
地名も含めて色んな意味で勉強になった旅でした。