寿永2年7月の平家都落ち。安徳天皇も平家に連れられ三種の神器とともに都を発ちました。
西海を漂い、大宰府に参詣したりする中で緒方維義が平家に背いて軍勢を率いてきたり苦難が続く平家一門でした。
現在の福岡県遠賀郡の海に近い場所には山鹿という地があり、一時期は安徳天皇の行在所となり現在は碑が建てられています。
平家に味方した山鹿秀遠はこの辺りの豪族でした。
急斜面の下、道路端の草むら内の「安徳天皇行在所趾碑」
うっかり見逃してしまいそうです…
都落ちの時、安徳天皇は数え年6歳。ここに滞在していた安徳天皇はどんな気持ちだったのでしょうね。
ロープが張られているので裏側に文字があるかは確認できませんでした。
場所は↓ここです。南へ徒歩3分ほどの場所に「大君」バス停があります。
そして、安徳天皇行在所趾碑から北へ100m弱の距離にあるのが大君神社の鳥居です。
大君神社
神社はこの木に囲まれた中です。
ネットや知人情報によると安徳天皇が祀られているとか。
現地に由緒もなく神社の公式ホームページがないようで、詳細不明です。
自然ゆたかなこの道を5分ほど上がっていきます。
さらに上ります。
見えてきました。
何か有難みを感じました。
地元の方がお供えされているのでしょうか。
境内の様子
偶然天気の良い日に参拝できましたが、雨の日だと滑りやすいと思います。
また機会があれば参拝したいと思います。
連れて行って下さった方、ありがとうございました!!
住所
福岡県遠賀郡芦屋町
交通
北九州市営バス「大君」バス停徒歩7分
参拝について
自由
参拝目安時間
15分~
お気に入り度
★★★★★
参拝日
2016/07/30
備考
お参りは歩きやすい靴が必須
鳥居の側にありました。