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【レポート】六萬寺へおいでよ!第5回「平家最強の戦士 屋島に見参」<香川県高松市>

講和と能楽の二部構成『六萬寺へおいでよ!』
第5回の「平家最強の戦士 屋島に見参」
に参加してきました!!

主催:観世流能楽師 奥川恒治さんの能のHana
https://nohnohana.com/rokumanji/

2019年5月6日14:30〜15:40頃
講話:平家物語の世界(1)無常観
能楽:景清、錣(しころ)引き

案内ちらし

山門

講話:平家物語の世界(1)無常観

平家物語と仏教、輪廻転生や世間智や出世間などを絡め、平家物語は人生を豊かにするという内容でした。

六萬寺は「体験型のお寺」ということで冒頭からずっしり重い謎の風呂敷包みを皆で回し持ちました。
約5kg、これは成人男性の頭部の重さ。つまり首級の重さです!!
ここから平敦盛と熊谷直実のことや常盤御前が義経たちに望んだことなどをお話されました。

能楽:景清、錣引き(しころびき)

景清は平家最強といわれ壇ノ浦合戦をも生き延び何度も頼朝暗殺を狙った人物の能です。

鶴岡八幡宮の銀杏や東大寺の転害門に隠れて暗殺の機会を狙い、最期は各地に色々な伝説が残っていることなどを紹介されました。
その中の一つ、日向の国に向かった景清が源氏の世など見たくないという景清が目をくりぬいたことにちなんで今では眼病に御利益があると伝わる宮崎県の「生目神社」のことや、その景清に会いに尋ねてきた景清の娘のお話となりました。

景清は娘が来ても知らないと言いますが諦め切れない娘は近くの住人に所在を聞いて回り、娘がお父さんの1番輝いていた時の話しが知りたいと願い、屋島合戦の錣引きの話しとなります。
ここから能が始まりました。
最初に解説があり、私のような初心者には能楽に触れるよいきっかけになりました。
ありがとうございました(^-^)//””

講和、能楽合わせて約一時間強でした。
アンケートと能楽の資料

能のHanaブログで当日の写真が公開されています。
https://nohnohana.com/hana/4420/

次回は2019年6月29日(土)10:00~第6回「六萬寺に伝わる菊王丸の長刀」です。
この回のみでも参加可、座席に余裕があれば当日参加でも可能なようです。

申込み、お問合せは下記の能のHanaホームページをご参照ください。
https://nohnohana.com/rokumanji/

そして3月に奉納した安徳天皇と時子さんの蝋人形をやっと自分の目で見てこれました。
この人形の前で講和と能楽があり副住職さんが最初に説明してくださって、たくさんの方に見ていただき、感無量でした。
安徳天皇、時子さん、また会いにきますね。

至近距離で見れる

平清盛の妻・時子さん

奉納してからやっと実に来れた時の写真

また、以前Facebookで高松平家物語歴史館の蝶紋座布団を六萬寺に贈ったとコメントくださった方がいらっしゃったのですが、その座布団もありました♪
見どころたくさんです!!

2019年3月25日に新たに設置されたパネルは六萬寺のこと、屋島合戦のことなどが紹介されています。
パネル

御朱印受付の建物内に常時展示されていますので参拝の際に見ていただきたいです♪
境内

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