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直會社<愛知県名古屋市>

榎が植えられている

:なおらいしゃ:は、かつら姫(木曽義仲の側室)の命を奪った「おでき」に苦しむ人を救いたいという意思を残してこの世を去った地で、墓標に榎が植えられていたそうです。

小学校の北側にひっそりと佇む直會社。
階段を上る

よみかた

境内は小さいですが、立派に祀られています。
清々しい

解説板より
寿永3年(1184)木曽義仲は、源頼朝の鎌倉軍に「勢田の戦」に敗れ、粟津で敗死。

一族逃げまどうなか、側室「かつら姫」が腫瘍:おでき:で大変難渋。手當の術もなく「おできで苦しむ人を助けて上げたい」とのご遺志をのこしてこの地で亡られ、榎を墓標に手厚く葬られた傳説に、いつの世から榎をご神木としてあがめ、おできの神「のうらいさま」と親しまれ、霊験も崇で、せんこう、ローソクの火絶えず朝野の信仰をいただき、今でも般若心経の声高らか、神前の小石で体をさすられると病も癒されると、言われています。

医学の発展に依り、極日の面影はなく「のうらいさま」の御名の由来も不明で榎も今では枯れ、「もくの木」がご神木となっています。

以上謹拝合掌

地元の方々に守られて

右手に

かつら姫がどのような人物なのか、また、木曽義仲への思いは何も書かれておらず、ただおできのことだけが印象強い……

義仲が討ち取られると、かつら姫の一族も命の危険が及ぶということ?
義仲と結びつきが強い一族?
謎多きゆかりの地です。

祀る

木曽義仲の側室

住所
愛知県名古屋市瑞穂区直来町4丁目
交通
名鉄「神宮前」駅またはJR「熱田」駅から東へ徒歩25分

参拝について
自由
参拝目安時間
15分~
お気に入り度
★★★★☆
参拝日
2016/05/21
備考
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