平清盛の熱病を治したと云われる井戸があった場所で、毎年1月8日のみ御本尊が一般公開されます。
住所
京都府京都市下京区西七条石井町54
交通
京都駅から1駅、JR西大路駅徒歩12分
※南西に徒歩約7分のところに平家ゆかりの若一神社があります。
参拝について
御本尊は毎年1月8日のみ一般公開。
幼稚園の敷地内にあり、普段も御朱印は頂けるそうです。
幼稚園の敷地内にあり、普段も御朱印は頂けるそうです。
参拝目安時間
30分~
お気に入り度
★★★★☆
参拝日
2017/01/08
備考
–
略縁起より
902年、理源大師がこの池で光を放つものがあるので掘ってみられると、一体の薬師如来像が見つかり、醍醐天皇が大師に命じて薬師如来を本尊とするお寺を建てられたのが塩通山医王院 水薬師寺の起こりである。
元弘の役により衰退するが、京都所司代板倉重宗により再興されその後、将軍家が尼寺として再興するなど、絶えず皇室や将軍家の援護を受けてきた。
また、
902年、理源大師がこの池で光を放つものがあるので掘ってみられると、一体の薬師如来像が見つかり、醍醐天皇が大師に命じて薬師如来を本尊とするお寺を建てられたのが塩通山医王院 水薬師寺の起こりである。
元弘の役により衰退するが、京都所司代板倉重宗により再興されその後、将軍家が尼寺として再興するなど、絶えず皇室や将軍家の援護を受けてきた。
また、
かつて境内にあった弁天堂の床下に井戸があり、近年まで清泉を湧出していた。
この水は石井といい、現在の石井町のいわれになっている。
またの名を清盛井ともいわれ、現存していないが、平清盛が熱病を患った時この水を汲んで浴しまところ、たちまち水は湯となって快癒したといわれている。
現在は幼稚園の敷地内に
地図を頼りに水薬師寺へ向かうと幼稚園に辿り着きます。
左側に幼稚園名、右に水薬師寺の表札がかかっています。
幟も立っているし御開帳の日と分かって訪れたものの、入っていいものかと少し躊躇してしまいますね(;・∀・)
訪れた日は日曜日、幼稚園はお休みのはずなのでここは思い切って………入って左手に建物がありました。
幼稚園の建物とは明らかに違うのですぐにわかると思います。
この日は年に一回の御開帳、遠方からも多数の方が訪れていました。
清盛井
残念ながら井戸は残っていませんが、お寺の方のお話によると現在プールがあるあたりに井戸があったそうです。
本当はプールの場所も見に行きたかったのですが、幼稚園の中をウロウロするわけにもいかずお話を聞くだけにとどめました。
御本尊を拝観し、温かいお茶のふるまいも。
清盛井の水ではありませんが、すごく有難みを感じるお茶に思えました(^^♪
帰りには参拝記念に薬師茶のティーバッグまで頂けました!!ありがとうございました。
1月8日、お時間のある方はオススメの場所です。