源義経が植えたとされる松。
解説碑を読む限り、屋島合戦へ向かう途中の出来事と思われます。
住所
香川県さぬき市志度
交通
琴電及びJR「志度」駅から徒歩15分前後
※琴電の方が若干近い
※琴電の方が若干近い
探訪について
自由
探訪目安時間
15分~
お気に入り度
★★★☆☆
探訪日
2017/04/28
備考
駐車場出入口のため車に注意
解説碑より
讃岐路の源平合戦、九郎判官義経ゆかりの十二本松である。
讃岐路の源平合戦、九郎判官義経ゆかりの十二本松である。
三代物語に「松ヶ崎十二本松 志度にあり。
十二本松に白鷺の群集まるを見て源氏の白旗なりとし、すなわち西へ走る」と、また志度寺蔵書に「義経公、阿波勝浦より兵十二騎を引率してここに帷幕を張り、長策をめぐらす。」と書かれ、一騎ごとに一本の松を植えたと伝えられているがさだかではない。
寿永4年2月21日、屋島の戦に敗れた平家の軍勢が志度浦に上陸し、反撃の態勢をとったが追撃してきた九郎判官義経軍と、志度寺周辺から松ヶ崎にかけて、くりひろげた激闘にも敗れ、幼帝安徳天皇を奉じ、平宗盛以下平家一族が壇の浦の運命を知るや知らずや志度浦を後に西国に落ちていったのである
さぬき市
さぬき市観光協会
さぬき市観光協会
上記の解説碑の前半は義経が渡辺の津(大阪)から嵐の中、少数で出航した義経の船が阿波勝浦(徳島)に到着し、屋島(香川)を目指した内容で、後半は屋島合戦後、志度合戦の内容になっているようです。
義経の兵十二騎は少ないような…主だった人のみの数で、その他の人数は含まれないんでしょうか?
また、文中の「三代物語」はこれ??↓
https://www.library.pref.kagawa.lg.jp/digitallibrary/sonota/komonjo/detail/DK02000.html
探訪の際は車の出入りにご注意ください。
松以外の木も植わっている様子です。
謎が多いですが、志度合戦ではこの辺りも戦いの場だったということが読み取れます。
平家が陣を敷いた志度寺から松ヶ崎義経十二本松へは徒歩約5分です。
一本北側の道からは海越しに屋島も見え、屋島・志度合戦へ思いを馳せるのに良い場所です。