平安時代末期は「蟻の熊野詣で」と言われるほど、庶民も法皇もこぞって熊野(現・和歌山県)にお参りすることが流行になっていました。
後白河法皇は片道1ヶ月かそれ以上かかる熊野詣でを生涯で34回(33回説も)行ったそうです。
福原に都を遷す際にその熊野から勧請したのが夢野に鎮座する熊野神社です。
解説板より
ご由緒
ご由緒
平清盛が福原(現神戸市)遷都に際し後白河法皇がご崇敬の厚い紀州熊野権現を皇城鎮護の神として東向に奉鎮したと伝えられており、爾来当夢野の住民が産土神として崇敬祭祀今日に至ったものであります。
・権現(ごんげん)とは仏教渡来依頼崇高 ご神徳の高い神々様の称号です。
ご祭神 伊弉諾命:いざなぎのみこと: 伊弉冉命:いざなみのみこと:
ご神徳 事業創設 殖産興業の祖神 縁結び 福徳延命
写真は2016年12月31日。初詣の幟が立てられています。
バス通り沿いに見えるのが上記の由緒です。
個人的な感想ですがここにお参りするとなぜか清々しい気分になります。
福原京の中心は夢野だったとも云われています。
住所
兵庫県神戸市兵庫区熊野町3丁目1-1
交通
三宮駅から神戸市バス7系統乗車約15分「夢野町3丁目」バス停下車、北東へ徒歩3分
参拝について
自由
参拝目安時間
10分~
お気に入り度
★★★★★
参拝日
多数
備考
–