福岡県久留米市の水天宮より勧請された「神戸水天宮」
祭神は建礼門院、安徳天皇、平時子の親子三代です。
住宅街の一歩入った道の奥に参道があります。
坂を上ります。
途中に設置されている由緒に注目です。
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御祭神
天御中主神:あめのみなかぬしのかみ:
高倉平中宮 建礼門院
安徳天皇
平従二位時子
■縁記並びに略記
社伝によれば、当宮の鎮座する天神山には、「神代の頃に事代主神が天より降りてこられた」との言い伝えがあり、「宇奈弖:うなて:の丘」と称されて、神聖な山として守られてきました。
大正3年、当宮の初代宮司 西学治が中心となり、人皇第81代安徳天皇を崇敬●慕する人々の至情厚きを以って福岡県久留米市鎮座の水天宮より御分霊を勧請し、兵庫区楠町に奉安、後に同区熊野神社内に奉斎そして、大正11年10月、この宇奈弖の丘に御神縁をいただき仮本宮を建立し、遷宮、大正12年4月、本宮殿に遷御され神戸水天宮として鎮祭されました。
■御神徳
事物開闢 安産 こどもの守護 除災招福
天御中主神は元始神と伝えられております。
また、安徳天皇は源平の戦いにおいてその尊い身を壇ノ浦(山口県下関市)にお●すぬになられたこと、建礼門院は安徳天皇の御生母、平従二位時子は御祖母でいらっしゃることから、安産 こどもの守護、水●航海等除災招福の御徳を御●●されます。
■境内地
長田社 事代主神
白長社 大物主神
種宮 西家(創始社家)御●●
※●は読めませんでした
一時期はこの神戸(福原)に都があった平家にゆかり深い地に安徳天皇たちが祀られているのは感慨深いです。
御祈祷の声が聞こえたこともありました。
下記写真奥が社務所。
社務所近くの鳥?
※神戸水天宮から西へ徒歩10分ほどで平知章の墓がある明泉寺もオススメ
明泉寺についてはこちら→https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/myousenji/
大きな木に守られているかのような神戸水天宮。
近くに来られた際はお参りされてはいかがでしょうか。