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小松神社<埼玉県羽生市>

平重盛が御祭神の一柱になっている小松神社。平重盛は京の小松谷に屋敷があったことから「小松殿」と呼ばれおり、全国の小松神社や小松寺など(熊本県や広島県など)は平重盛と関連がある場合がありますが、今回は埼玉県の小松神社について。
鳥居

案内図

こちら、羽生市の小松神社は境内には小松大明神があり、大きな銀杏も平重盛ゆかりです。
まずは由緒から。

家紋

解説板より
<御祭神は三柱鎮座しております>
【伊弉諾命】いざなぎのみこと(本殿左側)日本神話の男神
【伊弉冉命】いざなみのみこと(本殿右側)日本神話の女神
【小松大明神(平重盛公)】こまつだいみょうじん(こまつしげもりこう)

今を遡り、景行天皇の代(55年)日本武尊が東征の途中、当地に小祠:ほこら:を建立して「伊弉諾命」・「伊弉冉命」の二柱を祀りました。

天慶3(940)年、関東で起きた平将門の謀反を平貞盛、藤原秀郷が討伐を祈願。
将門征伐後、神恩報寶として社殿を創建します。

平家との繋がりが強く感じられ、治承3(1179)年に小松内府・平重盛が没した後も本殿脇には「小松大明神」が建立され、その目印として「大銀杏」が植えられ当社の御神木として大きな姿を残しています。

慶安元年(1648年)羽生領72町ケ村の総鎮守となり現在に至ります。

平貞盛:たいらのさだもり:
平安時代中期の武将、平国香の嫡男

藤原秀郷:ふじわらひでさと:
平安時代中期の貴族、武将。武蔵・下野推領使。

平重盛:たいらのしげもり:
平安時代末期の武将、公卿。平清盛の嫡男。

小松神社の由緒

小松大明神は拝殿右手に。銀杏の隣です。
大明神

小松

大きな銀杏の根元の碑には平家に仕える「貞能(平貞能)」や「重盛」、「遺骨」の文字が読み取れます。
イチョウ

これも

ここ

文字が薄くなっている

とにかく立派な銀杏。2022年12月の写真で、葉っぱが残っていました。
幹

黄色く

瓦などにも蝶紋をみることができます。
注目

てみず

静かで良い場所でした。お参りできて良かったです。

住所
埼玉県羽生市小松
交通
秩父鉄道「羽生」駅から南西へ徒歩30分

参拝について
境内自由
参拝目安時間
20分~
お気に入り度
★★★★★
参拝日
2022/12/04
備考
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