平清盛公の墓とされる「平相國廟」がある能福寺で毎年2月4日11時から執り行われている平清盛公追善法要に参列してきました。

2023年は843回忌。
清盛公が亡くなったのは閏2月4日。

現代の暦には閏月がないため、法要をいつ行うか住職さんはいろんな方に相談されたそうです。
※閏月→うるうづき。1年が13ヶ月になる年が3年に1度ある太陰太陽暦。一般的に旧暦と呼ばれる月の満ち欠けを基準にした暦※

閏月はなくても2月4日という日付が残っているため、2月4日になったそうです。

そんな説明があり、法要が始まりました。

写真はありませんが、参列者もお焼香。

とても厳かな雰囲気でした。
法要後、住職さんは分かりやすい言葉で、核心を突くお話しをされました。

843回忌はとても長い歴史を感じる数字ですが、仏教（能福寺は天台宗）の考え方からするとわずかな誤差でしかなく、我らもいつか清盛公や平家一門に会える時がくると思えた時間でした。

誠にありがとうございました！！
こちらにも合唱。山門入ってすぐ左手に置かれています。

また、御朱印をいただきに行くと係りの方がいらっしゃらなくて（法要の片付け？）ご住職自ら書いてくださいました。
2月4日の日付が入った御朱印♪と新しいパンフレット。

補足ですが大仏様付近は2023年の3月ころまで工事中で、この時は階段を上がれませんでしたが2月中旬には上がれるようになっているはずです。

法要以外の日もまた、お参りにうかがいますね。

左から
忠快→平清盛公の甥で能福寺の住職。
平清盛
円実：えんじつ：→平清盛公の剃髪の師匠