屋島合戦で討取られた菊王丸は約1年前の一ノ谷合戦までは平通盛に仕えていました。
その通盛が一ノ谷合戦で討たれ、その後は通盛の弟・教経に仕えていましたが寿永4（1185）年2月19日に討たれてしまいました。
18歳だったとされています。

佐藤継信が盾になったせいで源義経は助かるし、佐藤忠信のせいで菊王丸は討たれるし、佐藤兄弟には恨み、怒り、腹立たしさがばかりが募るのが平家好きな個人の感情です。

墓というか祠のようにもみえます。

その下にも花が供えられていますが、こちらは謎です。

前回訪れた時は気付かなかったのですが、後ろには五輪塔の一部のようなものも置かれています。

道路から見て正面にはお地蔵様も。

菊王丸の墓は屋島東小学校の隣です。
平家軍として戦った菊王丸、短い生涯でしたがその名前は語り継がれています。