毎年須磨で行われている平敦盛及び一ノ谷合戦で討ち取られた人々の法要。
今年は敦盛祭、敦盛忌の両方に参列してきたレポートです。
敦盛蕎麦も復活、お蕎麦いただいてきました!!
敦盛祭 | 敦盛忌 |
毎年3月第一土曜日14時 | 毎年旧暦の2月7日 |
敦盛塚前 | 須磨寺 |
参加自由 | 参加自由 |
無料 | 無料 |
読経、音楽演奏や甘酒の振舞いなど | 読経、雅楽演奏(2020年) |
約1時間半 | 約1時間半~2時間 |
どちらも須磨寺ホームページのお知らせに掲載されます |
まずは敦盛祭の様子から。
2020年3月7日(土)14時から、今年は読経のみとなりました。
例年は下記の写真より2倍ほどの椅子が用意され、その後ろには多数の参列者が立ち見をしているのですが、2020年は世情により十数名。
■南無源平戦士(約6秒)
南無敦盛空顔憐清(約33秒)
お焼香も行われました。
約30分ほどの読経の後に須磨寺・小池弘三貫主からのご挨拶。
■小池弘三貫主のご挨拶(約40秒)
数名で自主的に御詠歌もされていました。
ありがとうございました。
■御詠歌(約5分20秒)
2020年の敦盛祭はもしかすると中止になるのではないかと2月中から不安でしたが、内容を一部中止にしてでも開催してくださってありがとうございました!!
いつも甘酒を用意してくださっている婦人会の方も個人的に数名参加されていました。
今年はお会いできないかと思っていましたが、お元気そうでホッとしました。
一弦琴の演奏が中止のため、須磨寺前商店街で同じ名前のお菓子を買いました。
大師餅本舗さんの敦盛だんごと一弦琴 須磨琴。気分だけでも。
これは須磨寺や商店街などの告知ポスターです。
3月1日に参拝した時に上から貼り直されていました。
今年の分まで2021年は多くの人々が集まれる世の中でありますように。
参考に…
■敦盛祭2019↓
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/atsumorisai-834/
■敦盛祭2018↓
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/atsumorisai-833/
2015年末から休業となり、そして店主の方が他界されたのは2018年3月。
後継者を探されていましたが、無事見つかったようで再会されています!!
「そば処」の幟をみて訪れる方もいらっしゃるようで満席でした。
かつお節、葱、大根おろし、天かす、海苔、温泉卵で麺が見えないほどです。
細麺です。
現在のお品書きは冷たい蕎麦1種類(敦盛蕎麦800円税込み)と卵かけごはん300円ですが、今後は源平にちなんだメニューを増やす予定だそうです。
↓再会までの経緯や今後のメニューについては神戸新聞NEXT WEB記事に掲載されています↓
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202003/0013172418.shtml
後継者となったのは須磨観光ハウス「味と宿 花月」だそうです。
昔からある敦盛塚の標識と並ぶ看板。何かのご縁かも。
味と宿 花月の公式サイト↓
昼食メニューには「義経」も。
https://www.suma-kagetsu.com/
須磨寺の方のお話では約3週間、本格的な開店前から時々お店を開き価格を下げて提供されていたそうです。
今後が楽しみです。
■敦盛塚と敦盛蕎麦
旧暦の2月7日に行われているため毎年日にちや曜日が変わります。
日程については須磨寺ホームページのお知らせをご確認ください。
今年初めて参列してきました。
敦盛忌は読経約1時間、雅楽の奉納演奏「五常」「皇麞急」が約30分の合計1時間半。
■小池陽人副住職からご挨拶(約1分42秒)
※途中からです
■法要の始まり(約3分18秒)
■読経冒頭(約1分30秒)
■読経 南無源平戦士(約1分25秒)
■小池弘三貫主のご挨拶(約1分5秒)
■奉納演奏一部(約38秒)
演奏の後は楽器の説明がありました。
敦盛さんが吹いていた笛と同じ作り方で現代でも使用されていることに驚きでした。
■楽器紹介(約8分36秒)
貴重な機会をありがとうございました。
須磨寺には敦盛首塚や源平の庭など見どころ多数です。
■須磨寺
敦盛首塚
源平の庭 敦盛像の後ろ姿