平清盛は築島(経ヶ島)を築き、平家の氏神として崇めていた安芸(広島)の厳島神社を勧請しました。
それは清盛七辨天と呼ばれそのうちの1つがここ、花隈厳島神社です。
解説板より
御祭神
市杵島姫命・大物主命
御祭神
市杵島姫命・大物主命
御由緒
約八百年前、平清盛が福原京(神戸)を造営した時、清盛が崇敬していた広島の厳島神社より七社を神戸に勧請した中の一社と伝えられている。
もとは宇治川尻(左岸)にあったが明治の初年頃神戸港を建設するにあたり、現在の中央郵便局のところに移った。
その後、中央郵便局が出来る為、現在の花隈に移遷鎮座した。
その名残か、鳥居には「神戸最初船場鎮守」と額が掲げられている。
宇治川(暗渠)と国道二号線の交わるあたりが弁天町となっているのは、当社があった為である。
花隈の弁天さん 厳島神社
現在の花隈厳島神社と中央郵便局の距離
そして注目はここ!!
安芸の厳島神社と同じ神紋です。
本当にお参りするだけのこじんまりとした住宅街の神社。
場所も変わり、当時を偲ぶものはなにもありませんが、由緒として伝わっているだけでも感謝です。
社殿の脇にも三社並んでいます。ぜひ現地でご確認ください。
住所
兵庫県神戸市中央区花隈町6-5
交通
阪急「花隈」駅から北へ徒歩8分
参拝について
自由
参拝目安時間
10分~
お気に入り度
★★★★☆
参拝日
2015/01/24、2022/08/25
備考
–