2019年3月2日(土)第834回『敦盛祭』のレポートです。
毎年3月第一土曜日に行われている敦盛祭、今年は読売新聞さんとJ:COMさんが取材に来られていました!!
2007年に私が初めて訪れた敦盛祭(当時は「敦盛塚に集う会」という名称でした)は地元の方々20~30人ほどだったのが今や100~200人くらい集まる催事になり、取材もくるほどに。
取材を受けている方は須磨寺の副住職・小池陽人さん。敦盛祭の主催が須磨寺に変わって以来、司会をされています。
法要が始まり冒頭で、敦盛塚に隣接する敦盛蕎麦屋の店主さんが昨年亡くなられたとお話がありました。
今年はその供養も込められていました。
敦盛祭の日はいつも蕎麦屋は満席で相席になることも多々ありました。
そのおかげで地元の方と顔見知りになったり、偶然来られた方には敦盛祭の説明をしたり地域の方と繋がれた場所でした。
ご冥福をお祈りします。
須磨寺の皆さんによる法要。
読経中に「南無源平戦士」と敦盛さんの戒名「空顔憐清(くうがんれんせい)」が読み上げられます。
一ノ谷合戦、平敦盛、一絃琴の成り立ちについてと保存会の皆さん演奏。
御詠歌の皆さん。
この日は敦盛さんのための御詠歌です。
しの笛奏者の小林さんは作曲された曲も披露されました!!
一ノ谷合戦前夜に月を見ながら敦盛さんがどんな気持ちだったか、不安もあっただろうなどを想像しながら作られたそうです。
そのまま青葉の笛の演舞に続きます。
今年はフルートも。
その他にも演奏されましたが、これは是非敦盛祭でお聞きくださいね。
小林さん、物腰柔らかくて控えめでステキな方です!!
来年はもしかすると副住職さんのギターと……楽しみなお話も飛び出しました(^-^)
長田高校音楽部の歌唱。
毎年アンコールに応えてくださり、何曲も聞くことが出来ます(^-^)
敦盛祭は募金により成り立っています。
どうかこれからも続きますように。
翌日の3月3日、読売新聞釣果に掲載されていました♪
J:COMでも放送されたと友人たちから聞きましたが私は見ることができず…
敦盛祭の日程は基本的に毎年3月の第一土曜日14時~15時半頃、2月頃になると須磨寺のホームページのお知らせが掲載されます。
http://www.sumadera.or.jp/
お時間のある方はぜひお越しくださいね。
会場の敦盛塚へは山陽電車 須磨浦公園駅下車、国道沿いを西へ徒歩約5分です。