2017年6月11日(日)に行われた『宗盛卿を偲ぶ集い』(833回忌法要)のレポートです。
午前9時開始、約1時間。
浄勝寺のご住職による読経。参列者全員、焼香。
野洲市長、清盛隊、自治会の方からご挨拶。歴史やこの場所があることを知ることで、生きる力になるようにとのことでした。
司会の方が本物の平清盛様(←清盛隊の清盛様)にお会いできて良かったとお話されていました。
続いて、銅鐸博物館の方から平宗盛の人間性について講和。
身内の不幸ごとで辞任したことや、恋仲になった熊野(「ゆや」と読みます。能の演目。)の話など、歴史や伝説を交えて熱く語られました。その他、野洲市は白拍子・祇王の出身地。平家物語では語られていない祇王の地元への愛情のことや、「妓王寺」では祇王の命日法要が毎年8月25日に催されていることなども盛り込まれた内容でした。
50部用意された資料や椅子が足りなくなったくらい多くの方が参加され、清盛隊の棟梁が「ワシの法要より多くの人が集まって軽く嫉妬しています。」と息子への本音が(笑)
受付には芳名帳と虫よけスプレーが用意されていました。
この時期は蚊が多く、この配慮はとても嬉しいです。
法要中はZ(ぜっと)TVの方がカメラを回されていました。10年以上前から片道数時間かけて毎年1回以上、宗盛胴塚に通う友人はインタビューを受けていました。
ぶらり街道勝手連さんがテレビで放送された内容をアップしてくださっています↓↓
ぶらり街道勝手連Facebook動画ページ
※この日、友人のあだ名が「マイスター」に決定(笑)遠方からきていることに自治会の方も大変驚かれていました。
さすが宗盛胴塚マイスター(*´ω`*)
法要の様子は京都新聞でも取り上げられています↓↓
京都新聞掲載記事
この日の清盛隊報告ブログはこちら↓
https://ameblo.jp/kobe-kiyomoritai/entry-12283180187.html
■開催について
・文化財などがあるので、それを活かして地域を活性化させたい。
・『宗盛卿を偲ぶ集い』は今年から始まった。
・法要は37年ぶり。796回忌に時に、地元の方が近くの浄勝寺の前住職さんに依頼されて以来行われてこなかった。
・命日の6月21日より早い開催に至ったのは日曜日だと主催者も含め、人が集まりやすいため。2017年の場合、命日に近い6月18日(日)は地域行事が入っていたので前倒し。
・告知は「ぶらり街道勝手連」のFacebookページ(https://goo.gl/nAi7Zy)にて。
■宗盛胴塚について
・管理は大篠原自治会。
・詳しい方から表記について、平宗盛卿ではなく、平宗盛公が正しいと指摘があった。
・2つ並んでいる右側が胴塚、左側は国道整備の際に土中から偶然出てきたものをここに配置(浄勝寺さんの前住職さんからお聞きになった内容で理由は不明)。
37年ぶりの法要に立ち会えた貴重な時間でした。
あたたかく迎えて頂き、ありがとうございました。
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/munemori-douduka/
昭和初期に途絶えた篠原糯(もち)栽培の復活プロジェクトで作られた「篠原もち」。
ブルーベリー、餡、よもぎの3種。ブルーベリーには実が入っていて特に美味しかったです♪
要予約(お問い合わせは株式会社南農園:http://minaminouen.la.coocan.jp/)
野洲を訪れた時は篠原もちを買おうと思います♪