治承5（1181）年　閏2月4日が御命日の平清盛公。

お墓の説は複数あり、その一つが神戸の能福寺　境内の「平相國廟」：へいしょうこくびょう：で毎年2月4日に法要が行われています。

平清盛公は高熱でこの世を去ったのですが、原因は前年の12月28日、南都の僧兵を鎮めるために五男・重衡を大将として南都に送り、その際に大仏まで焼けてしまった（南都焼討）ことによる仏罰と噂されています。

清盛公が亡くなったのは閏2月。
1月
2月
閏2月
3月……
と現代の暦とは違って月の満ち欠けが基準のため、一年が約355日くらいで三年に一度閏月が増える13ヶ月ある年です。

11時～12時頃までの約1時間です。

能福寺は天台宗です。お経のごく一部の動画です。

開始前に撮影したお供え。

この植物が分からなかったので住職さんに質問して「樒」：しきみ：と教えていただきました。

葉や花全体に毒があり、護摩にも使われるそうです。
全く知らなかったので質問して一つ覚えました。
能福寺境内に植えられているということで見つけました！

〆は住職さんのお話

能福寺の住職さん親しみ深く、いつもお世話になりありがとうございます！

清盛公の法要の日程は能福寺公式ホームページの年間行事でご確認いただけます。

能福寺は山門外からも見える兵庫大仏が有名です。

神戸市営地下鉄「中央市場前」駅徒歩約7分。