JRディスカバーウエストハイキング（滋賀県大津市）
『歴史舞台・膳所　木曽義仲と徳川家康ゆかりの地を歩く』
2022年10月8日に参加してきました。

このガイドツアーを知ったチラシはこうでした。

チラシを見ても義仲は義仲寺だけで残りはトクガワという人のことのようだとあまり期待せずに参加したのですが、かなり勉強になりました。

当日、現地に行ってみると
え？！木曽義仲の文字がない！！

義仲寺に参拝することを確認してから参加表明。
先ずは義仲寺へ。JR膳所駅改札外には美化された義仲と巴の大きなイラスト！！

階段を降りる時、登ってくる時、どちらでも見えるように設置されています。

膳所駅でてすぐのターミナル。
ここ3年ほどの間に整備されて顕彰碑も建てられたそうです。

膳所駅を利用する時は義仲寺へ直行だったので顕彰碑があることに吃驚。
後ろには令和元年9月と刻まれています。知らんかった😲

義仲寺では義仲、今井兼平、巴、山吹、松尾芭蕉などの人物説明。
大河ドラマ 鎌倉殿の13人で木曽義仲が最期を迎えた直後は参加者が特に多くて大変だったとか。

※義仲寺については下記にまとめています↓
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/gityuuji/

無料ガイドツアーですが、拝観料のみ各自負担。

巴は源平盛衰記に伝わる怪力ぶりも含め義仲との別れ際について。

その後、和田義盛の妻になった伝説や巴は晩年、義仲を弔うために終焉の地に来て義仲に墓を守っていたことから、義仲寺の門前に巴地蔵が置かれ、誰でもお参りできること。

山吹は病で京にいたが大津駅付近まで義仲を追ってきた時に討たれ、現在は山吹地蔵が大津駅出てすぐの所にあり、塚は義仲寺に移されたこと。

※大津駅近くの山吹地蔵については下記にまとめています↓
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/yamabukijizou/

兼平に関しては義仲とかたい絆があり範頼・義経軍と戦いになったとき、義仲は宇治川で義経軍と、兼平は瀬田で範頼軍と戦い、兵が討たれていく中お互いの生死が気になり向かう途中で落合うことができ最期を共にしたという話。そして義仲寺を出て別の場所で今井兼平の墓について。
※今井兼平の墓についてはこちら↓
https://genpei.sakura.ne.jp/genpei-shiseki/imaikanehiranohaka/

現地には行きませんでしたが、山の上にあった兼平の墓をお参りしやすいように膳所藩主のホンダという人が移転させその時に兼平寺も建てたが、兼平寺は現在残っておらず位牌が膳所藩主ホンダという人のゆかりの寺に移されているということを初めてしりました。

位牌は非公開ですが、そのお寺の山門まではツアーでいきました。
これは大きな収穫でした。

ガイドツアーではその他、時代が違う膳所城などがありましたが源平の時代以外は記憶に残らないため何もかけません💦

また、順序は前後しますが義仲寺から東へ徒歩約10分の石坐神神社は頼朝が上洛の際に寄進したことが由緒に書かれていましたがガイドツアーでは頼朝については触れず😅

源平無関係の場所かと思っていただけに頼朝ゆかりの地と知った私は1人で喜んで写真撮ってました。

ガイドツアーは2時間予定ですが、最初から少し越えると宣言されていましたが最終的には3時間弱のコースになりました。
時間により途中で抜けてもいいということで気楽に参加できました。

ガイドさんは義仲寺は無料で入れるそうですが、それだとお寺の案内をもらえないとおっしゃっていたので私のを差し上げました。
義仲寺には何度かお参りし、義仲忌に参列したこともあり2週間後には巴忌に参列予定であることを告げると「義仲ファンですね」と言われたので、私は平家好きなので義仲は敵ですと答えると笑われていました。
色々ありがとうございました。

このガイドツアーが気になる方はJRのホームページをご覧ください↓
https://www.jr-odekake.net/navi/dw_hiking/course/135.html

兼平餅の説明もあったので個人的に久しぶりに買いにいきました。
京阪の中之庄駅から徒歩5分の「亀屋廣房」さんで販売。

ガイドツアー終了後は義仲寺も対象になっている「鎌倉殿×大津市　源氏ゆかりの地を巡るスタンプラリー」

スタンプ3か所集めるともらえる参加賞の義仲・巴のクリアファイルいただきました！！

このクリアファイルは数量限定ですが2022年10月8日現在、まだ余裕があるそうです。
気になる方はお早めに。

以上、平家好きのレポートでした。