平清盛が数え年63歳の時。
高倉上皇（数え年20歳）とともに厳島神社参拝の折に賀茂神社に立ち寄り安全を祈願しました。

この2人の関係。
高倉上皇は平清盛の妻・時子の妹の子供、つまり甥にあたります。
そして高倉上皇の中宮が清盛の娘・徳子。

余談ですが不思議なことに、この参拝から約1年後の治承5年高倉上皇は1月に、平清盛は閏2月に亡くなっています。

本題に戻って、現代の参道。

山門　『平清盛 参拝の社』

約300年前に再建。

ゆかりの地の紹介。

『平清盛が治承4年（1180）3月に高倉上皇と厳島詣の途中、室津に一泊され海上安全と旅の安泰を願い参拝されております。』

賀茂神社は海が近いため海上の安全を願ったのでしょう。

駐車場も完備されていますので1度は参拝していただきたい場所です。